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九郎「ライカさん……ありがとう。
　　なにか吹っ切れた気がするよ」

ライカ「そうそう、その調子！」




ライカ「それでこそ、九郎ちゃ……
　　…………あら？」




ライカ（……）




ライカ「……九郎ちゃん、ひとつ言い忘れてた」

九郎「え？」




ライカ「九郎ちゃんはとんでもなく鈍感だったッ！！
　　さっさとあの木の陰に行きなさい！」

九郎「わあっ！」




九郎「―――急にどうしたんだ……ライカさんは…」




九郎「……あ」

アル「……や、やぁ！
　　奇遇だな、九郎！」




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